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社会貢献活動

2017年度 「未来への教科書」 出前授業を実施(3月13日)

2018年3月13日


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三井物産株式会社は、「未来への教科書」出前授業プロジェクトを通じて、東北大震災・被災地の中高生を対象とするキャリア教育を支援しています。
2014年度のスタートから4年目を迎えた今年、2018年3月13日、本年度第4回目となる出前授業を岩手県立久慈高校で開催しました。講師となった「一関平泉イン・アウトバウンド推進協議会」ディレクター、「一般社団法人岩手圏」代表理事の佐藤柊平さんは岩手県出身で、一度は故郷を離れ東京に進学しましたが、震災を契機に帰郷し、震災復興のボランティア活動、東北各地の復興事業やプロジェクトを経て、現在は、「ローカル」、「東北・岩手」、「震災復興」、「地域づくり」などをテーマに地域プロモーション活動に取り組んでいます。
佐藤さんは「私の“旗”を掲げよう」というテーマの下、大学進学時の動機、震災という大きな転機に帰郷し今の仕事に挑戦することに至った経緯や目的、さらに地域の現状や課題への対応、仲間との絆を作っていく過程などについて、現在へのつながりも含めて語りました。
今回の授業を通じて、同校1年生の162名は「自分の旗」を見つけるためには、既存の価値観にとらわれず、さまざまな情報を吸収すること、自分だからこそできることをしっかりやってみること、どうしたらできるのかという切り口で考えること、多くの人と交流し旗同士を掛け合わせること、東北の問題解決は都市の問題解決にもつながり、多様な要素を持つ地域は大きな可能性を持っていると捉えることが重要ということを学びました。
三井物産は、これからも出前授業および震災復興支援・社会貢献活動を通じて、東北の復興と地域活性化を担う次世代の人材育成の取り組みを継続していきます。
本年度の出前授業の様子は、電子教科書や過去に放映した番組コンテンツなどの教材と合わせて、以下のサイトからご覧いただけます。

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