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マテリアリティごとの活動報告

地域産業・生活基盤の充実

事業活動を通じて、世界各国・地域の成長と発展に必要な電力、交通、通信などのインフラ整備や、医療、介護等の基礎的サービスの向上、イノベーションを伴う次世代型ビジネス領域での未来志向の価値創造、さらに、地場産業の育成や雇用創出に取り組んでいきます。また、大学での冠講座の開催、各種教育基金や奨学金を活用した教育環境の整備、国際的視野を持つ人材の育成に貢献していきます。

SDGsに貢献する当社活動実績

SDGsの17目標169ターゲットに注力して取り組んでいくために、三井物産のマテリアリティごとに設定している取り組みテーマとSDGsを関連付けた上で、2017年度の具体的な活動をそれぞれ紹介しています。

事業分野

  •  
    金属
  •  
    機械・インフラ
  •  
    化学品
  •  
    エネルギー
  •  
    生活産業
  •  
    次世代・機能推進
  •  
    コーポレート・その他

[取り組みテーマ] 社会基盤インフラの整備

三井物産の取り組み

世界各国・地域で事業を展開する企業として、持続可能な成長と発展に欠かせないインフラ整備、特に電力、物流、鉄道、通信などにおける事業を通じ、人々のより良い豊かな暮らしづくりに貢献しています。

※下記表は横にスクロールしてご覧ください。

関連するSDGs(カッコ内はターゲット番号) 事業分野 2017年度活動実績
  • 貧困をなくそう
    あらゆる場所で、あらゆる形態の貧困に終止符を打つ(1.a)
  • 産業と技術革新の基礎をつくろう
    レジリエントなインフラを整備し、包摂的で持続可能な産業化を推進するとともに、イノベーションの拡大を図る(9.1、9.2、9.4、9.c)
  • 住み続けられるまちづくりを
    都市と人間の居住地を包摂的、安全、レジリエントかつ持続可能にする(11.2、11.3)
 
機械・インフラ
  • 港湾ターミナル事業(インドネシアなど)、羽田空港国際貨物ターミナル事業、コージェネレーション事業(タイ、ブラジル)等を推進(9.1)
  • クルマのシェアリングを通じ、移動手段の選択肢を広げ、豊かな生活の創造に寄与(シンガポール)(9.1)
  • 鉄道車両リースを通じ、鉄道会社の運営効率化を支援、安定した輸送を提供(米国、欧州、ロシア、ブラジル)(9.1)
  • 一般貨物鉄道輸送事業を通じ、穀物・肥料・鉄鋼製品などの輸送コストを削減(ブラジル)(9.1)
  • 旅客鉄道事業で都市交通インフラ網の整備(ブラジル)、改善・効率化(英国)を通じ、旅客の安全・安定輸送を推進(9.1)
  • 貨物専用鉄道の建設を通じ、物流効率を大幅に改善(インド)(9.1)
  • 自動車領域横串組織としてグループ経営基盤整備室を新設。グループ関係会社全体のガバナンス体制を強化するとともに、グループ子会社の経営人材サクセッションプランを策定、中長期的視点での人材育成・登用に着手することで持続可能な自動車産業に貢献 (9.2)
  • 天然ガス配給事業(メキシコ、ブラジル)、火力および再生可能エネルギーによる発電事業(世界20か国)などを世界各地で推進(9.4)
  • ミニグリッド事業に参画し、地方の人々に電気を届け、生活向上に寄与(インド)(9.4)
  • 一般自動車整備工場向けオペレーティングシステムの開発・販売を通じ、同整備オペレーションの透明性を高めることで自動車のロングライフ化に貢献(インド)(9.4)
  • 航空機リースを通じ、安全で省燃費の航空機材導入を支援(9.4)
 
化学品
  • ETC Groupへの出資を通じ、食と農、インフラ事業の好循環によりアフリカの人々の生活水準向上と経済発展に貢献 (1.a)
  • 世界的な物流集積地でのタンクターミナル事業を通じ、石油化学産業の物流基盤整備を推進(米国、ベルギー)(9.1)
 
生活産業
  • 三井物産都市開発を通じ、調和の取れた街並みの形成、地域防災性能の向上やにぎわい創出、地域貢献施設設置など、都市機能の向上に資する街づくりを目指す市街地再開発事業を推進(日本)(11.3)
 
次世代・機能推進
  • TVショッピング事業(日本、インド、中国)、ミールキット事業(ロシア)、IT活用によるリノベーション・ワンストップサービス事業(日本)を通じ、新たなライフスタイルを提供(9.1、9.c)
  • 大手携帯通信事業への参画を通じ、途上国での通信サービスの拡充、関連サービスの強化・拡大を支援(カンボジア)(9.c)
 
コーポレート・その他
  • SBドライブとの連携による自動運転シャトルバスの供給など、自動運転技術を活用した新しいモビリティサービスを推進(日本)(11.2)

[取り組みテーマ] 安全・安心な製品・サービスの提供

三井物産の取り組み

食の安全・安心の確保のほか、急速な高齢化と生活習慣病の急増という深刻な問題に直面しているアジアにおいて、病院を中核プラットフォームとし、専門医療、医薬、情報、サービスなどをつなぎ合わせることで、医療の質と効率を高める次世代医療インフラ「ヘルスケアエコシステム」の構築に取り組んでいます。また、世界的に水資源の重要性が高まる中、民間の資金と技術を活用した効率的な水インフラ事業の社会的意義は極めて大きく、メキシコなどにおいて同事業に取り組んでいます。

※下記表は横にスクロールしてご覧ください。

関連するSDGs(カッコ内はターゲット番号) 事業分野 2017年度活動実績
  • すべての人に健康と福祉を
    あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する(3.8、3.d)
  • 安全な水とトイレを世界中に
    すべての人々に水と衛生へのアクセスと持続可能な管理を確保する(6.1)
 
金属
  • Mitsui Iron Ore Development は、癌患者支援団体、航空機を利用した緊急・巡回医療団体への寄付を実施(オーストラリア)(3.d)
 
機械・インフラ
  • 水インフラ事業として5件の大型上下水処理事業に参画中(メキシコ)(6.1)
 
生活産業
  • 医療従事者約230万人に最新かつ正確な医療・医薬情報を提供するMIMSへの出資・参画を通じ、医療品質・安全性向上に貢献(オーストラ リア、中国、シンガポール、マレーシアなど、アジア・大洋州15の国と地域)(3.8)
  • Delta Companiesは、社内イベントなどを通して募金を集め、小児整形外科の分野で世界的に有名なTexas Scottish Rite Hospital for Childrenへの寄付を実施(2017年寄付額:144千ドル)(3.8)
  • NovaQuestへの出資・参画を通じ、患者のQOL向上に寄与する医薬開発を推進(3.8)
  • 食の安全管理データベースを活用し、トレーサビリティを強化、食料・食品の安全管理体制を徹底(3.d)
  • 社員を対象とした委員会・セミナーの開催(各12回)を通じ、食品衛生に関わる知識向上と、「食の安全」に関する意識啓発を徹底(3.d)
  • DaVita Careへの出資を通じ、慢性腎臓病患者および患者家族向けに無料で重症化予防セミナーを実施(マレーシア)(3.d)
  • エームサービスは給食事業において、社員に対して食中毒防止研修を実施( 対象事業所 約1,500か所)(3.d)
 
次世代・機能推進
  • 遠隔読影(約20万件/年)、健診予約、結果閲覧などの医療機関向けサービス事業を通じ、医療の効率化や予防医療の普及による健康長寿社会の実現にも貢献(日本)(3.d)
 
コーポレート・その他
  • 医療サービスへのアクセス手段確保と、より良い医療を得られる機会増加のためのオンライン診療システムの実証実験を準備中 (3.8)
  • 国内外における「がんの粒子線治療法」を商材とした、物流および投融資案件を調査・発掘・形成(3.d)
  • さまざまな再生医療関連技術の開発支援を通じて、患者のQOL向上に貢献 (3.d)

[取り組みテーマ] 地域コミュニティーへの参画・開発

三井物産の取り組み

地域コミュニティーとの協働の下、地産地消、地域活性化に向けた取り組みを推進しています。

※下記表は横にスクロールしてご覧ください。

関連するSDGs(カッコ内はターゲット番号) 事業分野 2017年度活動実績
  • 質の高い教育をみんなに
    すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する(4.2、4.5、4.7、4.a)
  • 住み続けられるまちづくりを
    都市と人間の居住地を包摂的、安全、レジリエントかつ持続可能にする(11.a)
  • パートナーシップで目標を達成しよう
    持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する(17.16、17.17)
 
機械・インフラ
  • 海外における駅や周辺の商業施設開発を通じ、地域コミュニティーへの参画、文化交流、周辺地域の価値向上を推進(台湾)(11.a)
 
エネルギー
  • カタール国と食料安全保障に資する寄付契約を締結。設備改修・研究の進捗状況確認を継続(カタール)(17.17)
  • タイ南部洪水被害への義援金を寄付(17.17)
 
生活産業
  • パートナー企業と共に「仙台うみの杜水族館」事業を推進(2016年7月~2017年6月:約1,182,200名入館)(4.7)
  • 三井製糖と共に全国小学生パティシエ選手権に協賛し、子どもの食育活動を支援(4.7)
  • 三井食品フードショーで日本各地の商品を展示・拡販し、地域活性化を支援(日本)(17.16)
  • 三井物産、MBF、シン・エナジーは、戦略的パートナーとして補完関係を築き、電力の地産地消モデルを含め分散型エネルギー社会における価値提供を推進(17.16)
  • 日本マイクロバイオファーマは、地方自治体との設備投資に関する立地協定を継続し、地元での新規雇用(中途採用・新卒)を拡大、地元の高等専門学校などからの工場でのインターン受け入れ等、地域教育にも貢献(17.17)
 
次世代・機能推進
  • 幼稚園・保育園などと保護者の連絡帳アプリ「きっずノート」事業を通じ、安全・安心な保育環境づくりをサポート(全国約120施設、約9,000世帯で利用中)(日本)(4.a)
 
コーポレート・その他
  • 在日ブラジル人支援活動として、児童向け奨学金の支給(26校、453名)、ブラジル人学校向け課外授業(6回、約200名参加)、子どもの将来を考える懇談会(21回、約900名参加)、関連NPOへの活動資金援助(14団体)を実施(4.2)
  • 三井グローバルボランティアプログラムを通じて、コロンビアにおける就学前教育施設(11か所)整備プロジェクトを支援(4,217名参加、寄付額4,217,000円)(4.2)
  • 東日本大震災の復興支援として、中高生の人材育成を目的に、TV番組「未来への教科書」出演者が講師を務める出前授業(岩手県4校)や、認定NPO法人カタリバが宮城県女川町で運営する被災地コラボスクールでの「英会話プロジェクト」を支援(計920名受講)(4.5)
  • 地場優良企業および研究機関と協同で、農・水産物の輸出および国内競争力を高める鮮度保持技術の開発を支援(日本)(17.16)

[取り組みテーマ] 国際的視野を持った人材育成への貢献

三井物産の取り組み

事業を展開するさまざまな国や地域において、大学における冠講座や日本研修プログラム、奨学金の支給などを通じて、未来を担う若者たちとの相互理解を深めるとともに、次世代のグローバルリーダーとしての視野と知見を広げ、多様なネットワークを構築してもらう活動に取り組んでいます。

※下記表は横にスクロールしてご覧ください。

関連するSDGs(カッコ内はターゲット番号) 事業分野 2017年度活動実績
  • 質の高い教育をみんなに
    すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する(4.5、4.7、4.b)
  • パートナーシップで目標を達成しよう
    持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する(17.16、17.17)
 
金属
  • Mitsui Coal Holdings/Mitsui Iron Ore Corp.が実施する奨学金制度や日本語教育などを通じ、地域や炭鉱従業員を支援(オーストラリア)(4.5)
  • ブラジル三井物産基金などを通じ、教育プログラムや日本語教育・日本語文化の紹介等の活動を支援(ブラジル)(4.7)
  • Mitsui Iron Ore Developmentが推進する鉄鉱山開発事業近隣の小学校で、科学教育を実施(オーストラリア)(4.b)
  • Valeとの交換研修を継続実施(2003年からの実績:延べ290名。2017年度:当社派遣7名、受入:8名)(17.16)
  • 宝武鋼鉄集団と人事交流研修を継続実施(1992年からの実績:受け入れ延べ153名、派遣546名。2017年度:受け入れ13名、派遣20名)(中国)(17.17)
 
エネルギー
  • Takatuf Omanによるオマーン人学生向け留学プログラムの奨学金制度への参画を継続(オマーン)(4.b)
  • ルリオ大学からの日本への留学生に対して奨学金を支給(モザンビーク)(4.b)
 
コーポレート・その他
  • 在日ブラジル人学校26校、453名の児童生徒に奨学金を支給(4.5)
  • オーストラリア、ロシアからの大学生、ミャンマーからの高校生および大学生の短期日本研修を支援(40名分)(4.7)
  • 子どもの「持続可能な未来を創る力」を育む「サス学」を、「サス学」アカデミーや「三井物産の森」などにおいて実施(計71名参加)(4.7)
  • 三井物産貿易奨励会を通じ、日本留学生への奨学金支給、宿泊施設提供を実施(10名)(4.b)
  • 三井物産インドネシア奨学基金を通じ、インドネシアからの日本留学生を支援(12名)(4.b)
  • 米国政府などによる「TOMODACHIイニシアチブ」に参画し、日米両国の若手社会人交流プログラムを実施(日米参加者計20名)(17.17)
  • 北京大学、復旦大学、ワルシャワ大学、サンパウロ大学での冠講座を実施(10回)(17.17)

サステナビリティレポートでは、より詳細な情報をご提供しています。

サステナビリティレポート2018

P.48–57 「地域産業・生活基盤の充実」(PDF 1.55MB)

  • SDGsに貢献する当社活動実績
  • 社会基盤インフラの整備と安全・安心な製品・サービスの提供
  • 地域コミュニティーへの参画・開発
  • 国際的視野を持った人材育成への貢献