お問い合わせ先
- 三井物産 広報部
TEL:080-5912-0321
FAX:03-3285-9819 - お問い合わせフォーム
三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:飯島彰己、以下「三井物産」)は、ブラジルの農業生産事業大手SLC AGRÍCOLA S.A.(本社:ブラジル、以下「SLC社」)と、ブラジルで大規模農業生産を行う合弁会社SLC-MIT Empreendimentos Agrícolas S.A.(本社:ブラジル、以下「本合弁会社」)を設立しました。有力現地パートナーと協業することで、三井物産はブラジルにおける農業生産事業の強化を図り、さらなる事業規模の拡大に取り組んでいきます。
SLC社は、ブラジル国内6州の14ヵ所に同国最大規模となる合計約32万ヘクタールの農地を保有しています。同社は1977年に農業生産事業に参入し、主に大豆、綿花、トウモロコシを生産しており、大規模農業生産における豊富な経験を持っています。
三井物産は、ブラジルにおいて穀物の生産及び集荷・販売事業を手掛けるMultigrainグループを通じて、2007年から同国で農業生産事業を展開しています。具体的には、Multigrainグループの農業生産事業会社であるAGRÍCOLA XINGU S.A.(本社:ブラジル、以下「XINGU社」)がブラジル国内3州に11万ヘクタール強の自社農場を保有し、大豆、綿花、トウモロコシを中心に生産しています。XINGU社は非遺伝子組み換え大豆の生産も手掛けており、日本をはじめとする市場における非遺伝子組み換え大豆の需要に対応しています。
本合弁会社は、XINGU社が保有する農地の一部(約2.2万ヘクタール)をリースし、2013年10月から作付けを開始します。今後、両社協力の上でブラジル各地にて農業生産事業を拡大していきます。
人口増加や新興国の経済発展により世界の穀物需要拡大が見込まれる中、三井物産は農業生産事業を重点取組み領域のひとつと位置付けており、本事業を通じて、食糧増産余力を有するブラジルでの農業生産事業を拡充し、日本・アジアをはじめとする市場に向けた、“安心・安全”な穀物の安定供給体制を強化していきます。
正式名称 | SLC-MIT Empreendimentos Agrícolas S.A. |
---|---|
所在地 | ブラジル連邦共和国 リオ・グランデ・ド・スル州 ポルト・アレグレ |
代表者 | アウレリオ・パビナート CEO |
設立年月 | 2013年8月 |
資本金 | 28百万米ドル |
出資比率 | SLC社 50.1%、三井物産 49.9% |
事業内容 | 農業生産事業 |
主要作物 | 大豆、綿花、トウモロコシ |
農場所在地 | 初年度はブラジル バイア州における農場(2.2万ヘクタール)から開始し、次年度以降、複数地区に渡って拡大予定 |
正式名称 | SLC AGRÍCOLA S.A. |
---|---|
所在地 | ブラジル連邦共和国 リオ・グランデ・ド・スル州 ポルト・アレグレ |
代表者 | アウレリオ・パビナート CEO |
設立 | 1977年 |
資本金 | 994百万米ドル |
売上高 | 558百万米ドル(2012年12月期) |
従業員数 | 約3,000名(2013年5月時点 臨時雇用従業員約1,000名含む) |
事業内容 | 農業生産事業 |
上場証券取引所 | サンパウロ証券取引所に株式上場(2007年) 米国NASDAQ市場にADR上場(2011年) |
ご注意:
本発表資料には、将来に関する記述が含まれています。こうした記述は、現時点で当社が入手している情報を踏まえた仮定、予期及び見解に基づくものであり、既知及び未知のリスクや不確実性及びその他の要素を内包するものです。かかるリスク、不確実性及びその他の要素によって、当社の実際の業績、財政状況またはキャッシュ・フローが、こうした将来に関する記述とは大きく異なる可能性があります。こうしたリスク、不確実性その他の要素には、当社の最新の有価証券報告書、四半期報告書等の記載も含まれ、当社は、将来に関する記述のアップデートや修正を公表する義務を一切負うものではありません。また、本発表資料は、上記事実の発表を目的として作成されたものであり、日本国内外を問わず一切の投資勧誘またはそれに類する行為を目的として作成されたものではありません。