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台湾高速鉄道の南港延伸プロジェクト受注に協力

2013年6月24日


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三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:飯島彰己、以下「三井物産」)は、三菱重工業株式会社(以下「三菱重工」)と株式会社東芝(以下「東芝」)が、台湾高速鉄路股份有限公司(台湾高鉄)から受注した台湾高速鉄道の南港延伸プロジェクト(「本プロジェクト」)につき、受注協力を行いました。本プロジェクトは、現在の台北駅から、同駅に代わって新たな北の終着点となる南港駅(台北市)までを結ぶ路線(9.2km)のうち未着工部分(約5km)を手掛けるもので、開業は2016年3月を予定しています。プロジェクト総額は約200億円です。

本プロジェクトは、三菱重工がプロジェクト全体の取りまとめのほか、軌道・電車線設備の設置や信号システム等の設計・供給・据付を担当し、東芝が高速鉄道の指令系統である列車運行管理システムや保守作業管理システムを統括し、加えて電力供給システム等の設計・供給・据付を担当します。三井物産は両社の受注に協力するとともに、本プロジェクトの円滑な完成を目指し、契約履行のための支援を行う予定です。

台湾高速鉄道は、台湾の二大都市である台北-高雄間345kmを最速90分で結ぶ高速鉄道です。2000年に三菱重工、東芝並びに幹事商社を務めた三井物産を含む日本企業7社のコンソーシアムが台湾高速鉄道プロジェクトを受注し、2007年に営業運転開始後、順調に運行を続けています。

三井物産は、台湾高速鉄道プロジェクトで培った経験と実績、および本プロジェクトを通じて積み重ねる知見を活かし、今後世界各国で展開が期待される高速鉄道プロジェクトに積極的に参画し、プロジェクトの成功と実施国の社会・経済発展への貢献を目指していきます。

台湾高速鉄道

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