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三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:飯島彰己、以下「三井物産」)は、100%子会社の米Intercontinental Terminals Company.(以下「ITC」)を通じ、テキサス州ヒューストンのPasadena地区で液体・ガス タンクターミナルを新設します。投資総額は1億5,000万米ドル超(140億円超)で、タンクや港湾設備、受入出荷設備を拡充・新設し、シェールガス・オイル革命を背景とした米石化産業の需要増に対応する体制を強化します。
ITCは、ヒューストンのDeer park地区に約110万平方メートルのタンクターミナルを保有し、40年間にわたって化学品会社などへ安全かつ効率的に石油製品・石油化学製品の出荷・保管などのサービスを提供してきました。石油化学製品の貯蔵能力では全米有数の規模を持ち、2012年度の売上高は約1億1500万米ドル(約110億円)に上ります。
Pasadena地区は運河に接した物流拠点に最適の土地で、メキシコ湾への玄関口であるヒューストンシップチャネルに位置し、大手化学品製造会社などが隣接する中心地です。ヒューストンシップチャネルは増設余地が少なく、ITCは今後の成長戦略を担保するためPasadena地区に土地を取得しておりました。新たに建設するタンクターミナルは、2015年第2四半期中の操業開始を見込んでいます。
ヒューストンは、全米一の石油産業・石油化学産業の集積地として発展を遂げ、今後もシェールガス・オイル革命により更なる成長が見込まれています。ITCが確保したPasadena地区は拡張余地も有しており、今後のヒューストン地域の需要拡大に対応した体制整備も検討していきます。
三井物産は、グローバルな進展を続ける化学産業の重要なインフラとなるタンクターミナル事業をコア事業の一つと位置づけており、今後も安全で効率的な物流ソリューションを長期にわたってヒューストン地域に進出するお客様へ提供していきます。また、米シェールガス・オイル革命の影響を見据え、引き続き石油産業・石油化学産業に係る事業の優良資産開発に取り組んでいきます。
正式名称 | Intercontinental Terminals Company (インターコンチネンタル・ターミナルズ・カンパニー) |
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所在地 | 米国テキサス州ヒューストン |
設立年 | 1972年2月 |
代表者 | Bernt A. Netland (バーント・ネットランド) |
出資構成 | 米国三井物産株式会社100% |
事業概要 | 石油・石油化学製品の出荷・集積に向けた液体・ガスタンクターミナルの開発・運用 |
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