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三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:飯島彰己、以下「三井物産」)は、ロシア大手の鉄鋼メーカーであるセヴェルスタール社(OAO Severstal、本社:ロシア連邦ヴォログダ州チェレポベツ、CEO:アレクセイ・モルダショフ、以下「Severstal社」)と、ロシア第2の都市であるサンクトペテルブルグ市近郊に、主として自動車向けの鋼材加工・販売会社を共同で設立することに合意し、本日契約を締結しました。新会社の資本金は約9億7000万ルーブル(約25億円)で、2013年半ばの操業開始を目指し、年間加工能力17万トンの鋼材加工センターを開設します。この契約により、三井物産は総合商社として初めてロシアで鋼材加工事業に参画することになります。
ロシアの自動車販売台数は、金融危機後一時的に落ち込みましたが、2016年には年間300万台を超え、世界第7位の自動車市場に成長する見通しです。こうした成長市場を取り込もうと、ロシア北西部には外資系自動車メーカーや部品メーカーが多数進出しており、自動車産業の一大集積地のひとつとなっています。
そうした中、ロシア政府は国内自動車産業の更なる発展に向けて、近年急速に自動車部品・素材の現地調達化を推し進めており、今後大きな鋼材加工需要の伸びが見込まれています。
三井物産は、これまで世界各地の鋼材加工センター運営で培ってきた操業・営業ノウハウと、Severstal社の鋼材安定供給力及び技術力を融合することにより、ロシア自動車産業の更なる発展に貢献すると共に、ロシア市場における鋼材加工事業基盤の強化を目指します。
本社所在地 | ロシア連邦レニングラード州フセヴォロジスク市 |
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代表者 | Severstalグループより派遣予定 |
株主 | 三井物産 25%、Severstal社 75% |
資本金 | 約9億7000万ルーブル(約25億円) |
事業内容 | 自動車向けを中心とする鋼材の加工、販売 |
設立 | 1992年設立(LSExchange上場) |
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本社 | ロシア連邦ヴォログダ州チェレポベツ |
事業内容 | 高炉一貫鉄鋼メーカー(ロシア・カザフスタン・米国・欧州に製鉄所を保有。) 鉄鉱石・石炭等の資源開発(ロシア国内に鉄鉱石・石炭・金・非鉄鉱山を保有。) |
粗鋼生産量 | 1,470万トン(2010年実績) |
売上高 | 135.7億米ドル(2010年12月期) |
総資産 | 193.2億米ドル(2010年12月期) |
従業員 | 約84,000名 |
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