「植物が
日光に当てた葉と当てない葉をヨウ
ヨウ素液、エタノール、

- 植物の葉(ジャガイモ、ツルレイシ(ゴーヤー)、ヘチマ、アサガオ、あじさい、ひまわり、オシロイバナ、ゼラニウム など) ※
若 くやわらかい葉がおすすめです - エタノール(エチルアルコール)
- ヨウ
素 系 うがい薬またはヨードチンキ 耐熱 の容器 やビーカー(使わなくなった湯のみや耐熱コップ、ジャムの空きびんなどでOK)熱湯 (湯わかしポット)発泡 ポリスチレンの容器 (カップめんなどの空き容器/ビーカーで湯せんができるサイズ)- トレイやバット(食品のプラスチックトレイなどでOK)
- わりばし(ピンセット)
- キッチンペーパー
穴 あけパンチまたははさみ- じゃがいも、かたくり粉、パン、
炊 いたお米など、でんぷんを含 んだ食品

-
天気
予報 を確認 し、朝から晴れる予報の日の前日に実験で使う植物の準備をします。日光のあたる葉と当たらない葉を用意するため、数枚 の葉をアルミホイルでおおっておきます。できれば午前中に作業しておきましょう。

-
植物の葉の実験に必要なヨウ素液は使う直前に準備しましょう。ヨウ素液は、でんぷんを青むらさき色に変える性質があります。
市販 されているヨウ素系うがい薬(またはヨードチンキ)を水で10倍くらいにうすめます。じゃがいもの切り口やじゃがいものでんぷんで作られるかたくり粉 などに数滴 たらしてみてください。もともとのヨウ素液の色とでんぷんに反応 し、青むらさき色に変わることをたしかめます。反応が分かりづらい場合は、ヨウ素液をちょうどよい濃 さに調整してください。
※古くなったものや準備してから時間がたったヨウ素液では、うまくでんぷんに反応しないことがあります。
- ヨウ
素 液 は飲んではいけません。ヨウ素液をつけた食べ物も食べられません。 - 確認用に使ったかたくり粉やパンは、食べずに「もえるゴミ」としてすててください。
- 晴れた日に実験を行ないます。昼すぎくらいに、前日から日光に当てておいた葉と、日光を当てていない葉を
採取 します。日光に当てておいた葉には、穴あけパンチなどで穴をあけたり切れこみを入れておくと、日光を当てていない葉と見分けやすくなります。できれば、当日の朝にも葉を採取して実験してみましょう。 - 葉の
脱色 をします。まずは、用意した葉を3~5分くらい熱湯につけます。しっかり熱 を通しておきましょう。
- 熱湯を使うときはやけどしないよう注意しましょう!
- 耐熱の容器やビーカーにエタノールと葉を入れ、熱湯を入れた発泡ポリスチレンの容器で湯せんします。湯せんのお湯がさめてしまったら、熱いものに入れかえましょう。エタノールが緑色になり葉の色が
抜 けたら、わりばしを使って葉を引き上げます。葉の種類 によって、エタノールにつける時間を調整してみてください。つけている時間が長すぎると、葉がパリパリになり、くずれやすくなります。
- エタノールは飲んではいけません。もし、目や口の中にエタノールが入った場合には、きれいな水でよくあらい流してください。
- エタノールは
引火性 です。エタノールを入れた容器 は直せつ火にかけてはいけません。エタノールに火がつくきけんがあります。エタノールを湯せんするときは換気 のよいところで行いましょう。
- 色が抜けた葉を水につけて
柔 らかくします。葉の水気はキッチンペーパーでそっとすいとっておきましょう。脱色した葉は破 れやすいので、ていねいにあつかってください。 - トレイやバットに脱色した葉をのせ、ヨウ素液をかけます。でんぷん反応があるか観察し、結果をくらべてみましょう。でんぷん反応の色が出るのに10~20分ほどかかる場合があるので、反応が出るまでしばらく待ってみましょう。


光合成でつくられた養分によって、植物は成長します。「ふ」の入った葉や日光を当てる時間を変えた葉、前日がくもりや雨だったとき、採取してから時間のたった葉など、
実験では、葉を脱色する前、脱色した後、ヨウ素液をかけた後で、それぞれ写真をとって記録しておきましょう。あとから変化を
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