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理科 森について自由研究してみよう

植物が二酸化炭素を吸収するようすを調べよう

植物は二酸化炭素を吸収することを知っていますか?
石灰せっかい水を使って確かめてみよう!

研究方法

使用みペットボトルに草をつめて息をふきこんでおきます。このペットボトルを日光に当てたあと、石灰水を入れるとどのような変化へんかがあるか調べてみよう。

  • 実験じっけんに使った水は飲まないようにしましょう!
  • 消石灰しょうせっかいや石灰水が皮膚につかないようにしましょう!ついてしまった場合は、きれいな水でよく洗い流してください。もし目や鼻に入った場合は、きれいな水でよくあらい流し、すぐに医師いしの手当を受けてください。

用意するもの

用意するもの 用意するもの 用意するもの
  • 植物の葉(樹木じゅもくの葉よりも草花の葉がよい)
  • 500mlペットボトル3本
  • アルミホイル
  • ストロー
  • ゴム手袋(またはナイロン手袋)
【石灰水の材料ざいりょう
  • 280mlペットボトル2本
  • 園芸えんげいよう消石灰(水酸化すいさんかカルシウム)
石灰水を準備しよう
  1. ゴム手袋をして、ティースプーン1杯ていどの園芸用消石灰をペットボトルに入れます。紙のはしをペットボトルの口に入れて流しこむように入れるとこぼれにくいですよ。
  2. 水道水をペットボトルの口までいっぱいに入れます。
  3. ペットボトルのフタをきちんとめて、よくります。
  4. フタをしたまま2日~1週間しずかにいておきます。
  5. そこの方にたまっている白いこなが入らないように、透明な上ずみえきだけをもうひとつのペットボトルにうつしかえます。
  • まちがって飲んだりしないよう、ペットボトルには「石灰水」と書いておきましょう。

調べてみよう!

よく晴れた日の昼間に実験しよう。
  1. 1本のペットボトルだけ光が通らないように全体にアルミホイルをいておきます。
  2. 空のペットボトル【ア】、葉を入れたアルミホイルを巻いてないペットボトル【イ】、葉を入れたアルミホイルを巻いたペットボトル【ウ】、を用意します。ペットボトルに入れる葉の大きさと数はできるだけそろえましょう。
  3. すべてのペットボトルにストローで5回ほど同じ強さで息を吹き込み、フタを閉めます。息を吹き込む回数はすべてそろえます。
  4. 日光がよく当たる場所にならべ、20~30分そのままにしておきます。
  5. ゴム手袋をつけ、すべてのペットボトルに少量の石灰水を入れ、よく振ります。
    石灰水に変化へんかがあるかどうか調べましょう。
カエル王子のアドバイス サンプル1

いろんな葉っぱで試してみよう

まとめのヒント

3本のペットボトルに入った石灰水が、それぞれどのように変化しているかよく観察かんさつしてみよう。石灰水は二酸化炭素に反応して白くにごる性質があります。植物が光合成のために二酸化炭素を吸収すると、石灰水は白くならずに透明のまま。どんな条件じょうけんのときに二酸化炭素が吸収されるのか、葉っぱの種類しゅるいや量、日光の当て方や時間を変えて実験してみると、もっとおもしろそうだね!

もっとしらべてみよう

光合成には、二酸化炭素を吸収するだけでなく、酸素さんそを放出するはたらきもあります。実験に使ったペットボトルの口に火のついた線香を近づけてみましょう。火が強くなり、酸素が放出されたことをたしかめることができます。

  • 火を使う時は、大人といっしょに行いましょう!

自由研究ノートでまとめてみよう!!

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参考書籍:藤原義勝(1993)『なかよし入門百科 絵を見てわかる!手づくり楽器の工作』有紀書房

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