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竹で笛を作ろう

ピアノ、もっきん、バイオリン...。木は楽器がっきにも使われているね。
今回は竹や木を使って笛を作ってみよう。

研究方法

竹や木で笛を作り、音の出るしくみや笛の素材そざいや長さによる音の違いちが を調べてみよう。

ノコギリや小刀を使うときは、かならず大人といっしょに行い、ケガをしないよう注意しましょう!

用意するもの

用意するもの
  • 竹(篠竹しのだけという、直径ちょっけいが2~2.5cm程度ていどのもの)
  • 木の丸棒まるぼう直径ちょっけいが竹の筒穴つつあなと同じくらいのもの)
  • ノコギリ
  • 小刀
  • 紙やすり
  • 木工用接着剤せっちゃくざい

※ ホームセンターなどで竹と木の丸棒まるぼうを用意してください(購入こうにゅうしたお店で切断せつだんしてもらえる場合は、10cm、15cm、18cmなど、さまざまな長さに切断せつだんしてもらいましょう)

※ 小刀のかわりにるタイプのカッターは使わないようにしてください。竹は硬いかたので、けずるときにれてしまうことがあります。

作ってみよう!

調べてみよう
  1. 竹をノコギリで10~20cm程度ていどの長さに切ります。間にふしがはいらないようにしましょう。
  2. 切り口から1~2cmの位置いちに、ノコギリでつつけいの3分の1程度ていどの深さまで切りみをいれます。
  3. 小刀を使い切りみに向かって図Aの形にななめにけずります。けずる角度は15度くらいがベスト。この穴からおとが出ます。竹はかたいので、左手の親指もにあて、力をいれて押し出すようにけずりましょう。
  4. き口にさしこむ部品を作ります。木の丸棒まるぼうを竹のあなにぴったりの太さになるように紙やすりなどで調整したら、息の通り道をつくります。丸棒まるぼうが横から見て図B(右)の赤い部分のような形になるように小刀でけずって形を整えましょう。
  5. けずった丸棒まるぼうを、図B(右)のような位置いちにさし、き口から息をきこんで音が出るかためします。反対側はんたいがわあなを指でふさがないと音がでないので注意しましょう。さしこむ長さや角度を調節ちょうせつして音がよく鳴る位置いちを見つけてください。位置いちが決まったらいったん丸棒まるぼうをぬき、竹とせっ  する部分全体に木工用接着剤せっちゃくざいをぬってもう一度同じ位置いち固定こていし、そのままかわくまで待ちます。
  6. 丸棒まるぼうはそのままでもOKだけど、長すぎる場合は、竹からはみ出した部分をノコギリで切り落としてもいいよ。
図A:竹を横から見た図 図B:竹を前から見た図と横から見た断面図
カエル王子のアドバイス
吹き方のポイント

横からいた場合(左)とたていた場合(右)

吹き方のポイント

竹に丸棒まるぼうをさしこんだがわ吹き口だ。竹笛は吹くふ 時に反対側はんたいがわあなを指でふさぐのを忘れわすないようにね!小さなすきまからふーっと息をきこむと音が出るよ。丸棒まるぼうの先を切り落としている場合は、たて笛のようにくわえてくことができるよ。

さがしてみよう

尺八しゃくはち(左)と篠笛しのぶえ(右)

さがしてみよう

切ると筒状つつじょうになっている竹。その形を利用りようして、日本では昔から尺八しゃくはち篠笛しのぶえなど、笛の形をした楽器がっきがいろいろ作られてきたよ。世界では竹を太鼓たいこなどの打楽器だがっきにしたものもあるんだって。竹で作られた楽器がっきにどんなものがあるのか、調べてみよう!

自由研究ノートでまとめてみよう!!

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参考書籍:藤原義勝(1993)『なかよし入門百科 絵を見てわかる!手づくり楽器の工作』有紀書房

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