
森林を手入れするときに切りだされたカラマツの丸太を、お客さんの注文に合わせていろいろな形やサイズに加工しています。細い丸太は、荷物の保管や輸送の時に使う梱包材(箱)やパレット(台)に、太くて長い丸太は、家の柱などに加工しています。

私は大学で建築という建物の設計などにかかわる勉強をしました。製材と建築にはつながりがあるからです。製材の仕事はサイズをはかったり計算をすることも多いので、算数はしっかり勉強しておいた方がいいですよ!

父が製材工場をやっていたので、いつかはこの仕事につこうと決めていました。大学を卒業後、はじめは家を建てる仕事をしていましたが、5年前から今の仕事をしています。

日本には森林がたくさんあるのに、今日本で建てられている家の70~80%には外国の木が使われています。これからは自分たちが住む地域で育った木で建てられた家がもっと増えるように、森と家をつなぐような活動をしていきたいです。