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北米におけるトラックリース・レンタル事業及びロジスティクス事業の持分追加取得

2017年9月8日


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三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:安永竜夫、以下「三井物産」)は、米国を中心にトラックリース・レンタル事業及びロジスティクス事業(以下「本事業」)を展開するPenske Truck Leasing Co., L.P.(以下「PTL社」)のリミテッドパートナー(以下「LP」)20%持分を保有しておりますが、この度PTL社LP持分を追加取得することで合意し、9月7日(米国時間)に関連契約書を締結しました。

三井物産は投資子会社を通じてPTL社LP持分10.0%をGE Capital Global Holdings, LLC(以下「GEC社」)社傘下投資子会社2社より約435百万米ドル(約480億円)で取得します。
また同様にPTLの23.4%持分保有者であり、当社が株式の18.1%を有するPenske Automotive Group, Inc.(以下「PAG社」)もGEC社傘下投資子会社2社より5.5%を取得、結果として、PTL社の持分保有比率はPenske Corporation(以下「Penske社」)及びPAG社の合計で70.0%、三井物産30.0%となります。

PTL社は北米でトラックのサービス付リース、法人・個人向けレンタル、保守請負事業を主に展開する最大手企業の一つであり、25万台超のトラック、トラクター、トレーラーを保有・管理しています。また、子会社のPenske Logisticsを通じ、北米、南米、西欧諸国、アジアでロジスティクス事業を展開しております。

三井物産は国際総合輸送サービス事業会社たるPAG社の経営をPenske社とともに担っています。2001年のPAG社への出資参画以降、Penske社とのアライアンスを強化してきました。その後2015年にPenske社が経営するPTL社への出資参画の機会を得、本事業の発展に貢献しております。PTL社の拠点とする米国においては持続的な人口成長及び荷動きの増加が見込まれ、環境規制対応による機材高度化等も相まって、トラックリース需要が堅調に伸びています。これらを踏まえてPTL社の高い成長性に確信が持てたことから今回追加持分取得を行うことと致しました。

「モビリティ」は三井物産が本年5月に公表した中期経営計画の成長分野のひとつであり、三井物産の総合力を駆使し、PTL社を通じパートナー企業・関係会社向けにフリートマネジメント・サプライチェーン効率化のソリューションを提供していきます。

PTL社概要

名称 Penske Truck Leasing Co., L.P.
本社所在地 米国ペンシルバニア州
設立 1969年
代表者 Brian Hard, President and CEO
事業概要 商用車リース・レンタル事業及びロジスティクス事業
ウェブサイト

http://www.GoPenske.com

PAG社概要(ニューヨーク証券取引所上場:PAG)

名称 Penske Automotive Group, Inc.
本社所在地 米国ミシガン州
設立 1990年
事業概要 国際総合輸送サービス事業(主に乗用車小売事業)
ウェブサイト

http://www.penskeautomotive.com/

写真

PTL社トラックPTL社トラック
PTL社拠点PTL社拠点

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