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加バイオアンバー社との世界最大規模のバイオコハク酸プラント、2015年商業生産開始

2014年1月30日


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三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:飯島彰己、以下「三井物産」)は、カナダのバイオ化学会社であるバイオアンバーインク(ニューヨーク証券取引所上場、以下「バイオアンバー社」)と進めているバイオコハク酸第1号プラント(以下「本プラント」)の生産能力を3万トンとすることに合意しました。建設工事は順調に進んでおり、2015年上期に世界最大規模で商業生産開始を予定しています。

三井物産は、バイオアンバー社との合弁会社バイオアンバーサーニアインク(以下「バイオアンバーサーニア社」)において、バイオアンバー社が米国カーギル社から独占的ライセンスを受けている酵母菌を使用する本プラントの建設を進めてきました。これまでのプレマーケティングでは、グローバル市場のバイオコハク酸への強い期待と需要の高まりを確認でき、そうしたニーズに応えるため、生産能力を年産3万トン(将来は5万トンに拡張することが可能)とすることに合意したものです。本プラントの建設地域では、近隣北米産トウモロコシ由来のグルコースなど安定的な原料調達が可能で、また酵母菌プロセスの採用による生産効率の向上と大規模な生産能力により、バイオアンバーサーニア社はより高いコスト競争力を備えることになります。

三井物産は、バイオケミカルの育成と発展に積極的に取り組んでおり、バイオコハク酸事業を意義のある案件として推進してまいります。本プラントはバイオマス糖質資源を原料とし、発酵技術を利用してサステイナブル(持続可能)なバイオコハク酸を生産します。バイオコハク酸は、「エコ」「安心」「健康」など生活の快適性を増進する機能を有しており、生分解性樹脂、ポリウレタン、パーソナルケア用品をはじめとした様々な分野での用途が期待されています。

三井物産とバイオアンバー社は、将来的にはバイオコハク酸を原料とした各種誘導品(1,4 ブタンジオール、以下「BDO」など)の製造を展開することも視野に入れ、今後ますます成長が見込まれているバイオコハク酸の製造設備増設・拡張に取り組みます。

三井物産は原油や天然ガス、シェールガスなどに加え、バイオマスの活用による化学品原料の多様化を推進することにより、グリーンケミカル領域に注力しながら環境負荷の低いサステイナブルな社会の発展に寄与してまいります。

バイオアンバーサーニア社概要

名称 BioAmber Sarnia Inc.(バイオアンバーサーニアインク)
所在地 カナダ国オンタリオ州、サーニア市
事業内容 バイオコハク酸の製造販売事業
出資比率 三井物産:30%
バイオアンバー社:70%
生産能力 年産3万トン(2015年生産開始予定)

バイオアンバー社概要

名称 BioAmber Inc.(バイオアンバーインク)
所在地 カナダ国ケベック州、モントリオール市
代表者 Jean-Francois Huc(ジャン-フランソワ フック)
事業内容 バイオコハク酸の製造・開発、バイオコハク酸誘導品(BDOなど)

バイオコハク酸の製造プロセス及び主な用途

バイオコハク酸の製造プロセス及び主な用途

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