Main

米国テキサス州のシェールオイル/ガス開発生産プロジェクトに参画

2011年6月30日


Main Contents

三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:飯島彰己)は、当社子会社の米国Mitsui E&P Texas LP(以下MEPTX社)を通じて、米国SM Energy Company(以下SME社)が米国テキサス州のイーグルフォード・シェール・エリアにおいて開発・生産中のシェールオイル/ガス開発生産プロジェクト(以下プロジェクト、添付取得資産位置図ご参照)に参画します。6月29日(米国時間)にSME社とMEPTX社間で事業参画契約を締結、契約上の先行要件を充足後発効の予定です。

事業参画契約の内容

買主 Mitsui E&P Texas LP
売主 SM Energy Company
取得対象資産 SME社がプロジェクト対象地域に保有する以下の権益の内、12.5%
(1)持分面積約160km2のイーグルフォード・シェール層
(2)上記(1)エリアに加え約30km2の合計持分面積190km2のピアサル・シェール層(イーグルフォード・シェールの下に位置)
取得対価 約6.8億米ドル(SME社の将来開発費を肩代わり負担)
オペレーター Anadarko Petroleum Corporation(以下アナダルコ社)

プロジェクト概要(MEPTX社持分)

ピーク時生産量 原油換算約2.0万バレル/日
開発総費用 約12億米ドル
生産期間 約30年間

本プロジェクトは、累計千本超の井戸を10年間程度に亘り順次掘削する計画であり、その都度、資金を支出していくことになりますが、既に一部生産を開始しており、その生産物は北米市場にて販売されております。加えて、MEPTX社とSME社は、将来のイーグルフォード・シェール・エリアでの事業拡大を目指し、同エリアを対象として新規権益を共同取得していくことでも合意しました。

これまで開発が難しいと考えられていたシェール層は、近年の技術革新により、天然ガスを低コストで大量生産することが可能となり、最近では原油の生産が盛んになってきています。イーグルフォード・シェール・エリアは、一大需要地であるテキサス州に位置し、また付加価値の高い軽質原油を産出します。このため、当社が既に権益を保有しているマーセラス・シェールと並んで、米国において最も有望なシェールオイル/ガスの生産地の一つとされています。本プロジェクトは、こうした有望な生産地において技術面・財務面でも優れたパートナーと共同参画する案件であり、今後長期に亘り当社収益に貢献する基盤事業になると期待しています。

シェールオイル/ガス田の存在は広く世界で確認されていますが、当社は既に米国ペンシルベニア州とポーランドで同事業に参画しており、これまで蓄積してきた豊富なシェールガス開発の知見およびネットワークを利用して、さらなるシェール事業拡大を目指していきます。当社は、資源・エネルギー事業を重点分野の一つと位置付け、引き続き原油・天然ガスの優良資産の取得に取り組み、良質でバランスの取れた事業ポートフォリオの構築を目指していきます。

尚、本件による当社の今期連結業績への影響は軽微です。

MEPTX社概要

名称 Mitsui E&P Texas LP
所在地 米国テキサス州
設立年月日 2011年6月24日
出資構成 三井物産株式会社100%

SME社概要

名称 SM Energy Company
所在地 米国コロラド州
上場証券取引所 NYSE
従業員 約600人
主な事業内容 石油ガス開発・生産事業
連結総資産* 約31億米ドル
日量生産量* 約7万バレル

* 2010年12月期

シェールオイル/ガスとは:
根源岩(油やガスの基となる有機物に富んだ泥質岩のこと)内に貯留されている原油/天然ガスです。従来から北米を中心に世界でその豊富な資源量は確認されていましたが、生産性が低かったことから商業化されていませんでした。昨今、水平井・水圧破砕といった技術の進歩を受け、低コスト生産が可能となり開発が活発化しています。

ご注意:
本発表資料には、将来に関する記述が含まれています。こうした記述はリスクや不確実性を内包するものであり、経営環境の変化などにより実際とは異なる可能性があることにご留意ください。また、本発表資料は、日本国内外を問わず一切の投資勧誘またはそれに類する行為を目的として作成されたものではありません。

Information