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食塩電解槽メーカー、クロリンエンジニアズ株式会社の株式売却について

2010年9月30日


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三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:飯島彰己、以下「三井物産」)は、持株会社を通じて発行済株式の100%を保有するクロリンエンジニアズ株式会社(詳細下記概要ご参照、以下「クロリン社」)の株式の51%を、インダストリエ・デノラ(Industie De Nora、本社:イタリア・ミラノ市、社長:ジャンフランコ・モラ、以下「デノラ社」)に売却することに合意し、2010年9月30日に株式譲渡契約を締結しました。株式譲渡は11月を予定しています。

クロリン社は、水俣での水銀汚染問題に端を発し、1973年に通産省(当時)から各ソーダ会社に出された水銀法電解プラントの他製法への全面転換の通達を契機に、三井物産が1973年に食塩電解プラント専門メーカーとして設立。以来、隔膜法、単極式及び複極式イオン交換膜法のプロセス技術を完成させ、イオン交換膜法食塩電解槽分野において30%超の世界シェアを持つトップメーカーとして業容を拡大してきました。三井物産はクロリン社の持続的な成長の為の施策を検討の結果、クロリン社が更なる成長を遂げ、世界市場での存在感を強化していく上で、優れた電解技術と豊富な経験を有し、電極事業における世界的な拠点網を構築しているデノラ社との資本提携が、最適な施策であるとの結論に至り、デノラ社によるクロリン社への資本参画の協議を重ねてきたものです。

今後、デノラ社との連携により、クロリン社の世界市場での更なる成長を目指します。

クロリン社の会社概要

社名 クロリンエンジニアズ株式会社
所在地 東京都中央区明石町8番1号
設立年月日 1973年10月19日
資本金 150百万円
株主 100% MBKプロジェクトホールディングス(株)(三井物産100%持株会社)
代表者 水野公二
主要事業 (1)食塩電解槽及び付帯設備(*1)の開発、設計、製作、販売、メンテナンス
(2)電解技術を応用した水処理・環境負荷低減用装置(*2)の開発、設計、製作
連結純資産 53億円(2010年3月31日時点)
連結総資産 298億円(2010年3月31日時点)
連結売上高 190億円(2010年3月期)
連結従業員数 約400名(2010年4月1日時点)

*1 食塩電解槽及び付帯設備とは:
プラスチック、繊維、パルプ、アルミニウムや鉄鋼、石油精製など、幅広い製造業において重要な基礎化学原料である塩素と苛性ソーダを塩水から生成する装置。

*2 電解技術を応用した水処理・環境負荷低減用装置とは:
塩水と電力により、オンサイトで次亜塩素酸ナトリウムを生成する装置(次亜塩素酸ナトリウムは上下水の殺菌、海水冷却ラインへの海洋生物付着防止など多様な用途で利用される)や、超純水を電解しオゾン水や水素水など機能水を製造する装置(機能水は、液晶ガラス基板、ウエハー等のエレクトロニクスデバイス製造の各分野での洗浄工程で使用されている)などを指す。

ご注意:
本発表資料には、将来に関する記述が含まれています。こうした記述はリスクや不確実性を内包するものであり、経営環境の変化などにより実際とは異なる可能性があることにご留意ください。また、本発表資料は、日本国内外を問わず一切の投資勧誘またはそれに類する行為を目的として作成されたものではありません。

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