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エジプト・アラブ共和国で重油精製事業会社と融資契約を調印

2010年8月10日


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三井物産株式会社(本社:千代田区大手町、社長:飯島彰己、以下「三井物産」)は、エジプティアン・リファイニング・カンパニー(Egyptian Refining Company(Takrir)S.A.E. 以下「ERC」)と、2010年8月9日に融資契約を締結しました。融資金額は200百万米ドルで、独立行政法人日本貿易保険による海外事業資金貸付保険の付保を予定しています。

ERCはエジプト国首都カイロ郊外のモストロッド市で、エジプト国内の既存製油所より生産される残渣重油を原料に、ディーゼルや軽油など国内向け白油製品を生産する重油精製事業(以下「本事業」)を推進しています。総事業費約3,727百万米ドルは、株主からの出資及び三井物産からの融資に加え、国際協力銀行、韓国輸出入銀行、欧州投資銀行、アフリカ開発銀行などから資金調達を行う予定です。

三井物産は韓国のGS建設とともに、2007年8月にERCより本事業のプラント設備建設を一括請負方式で受注しており、2015年7月末のプラント設備完工を目指し、事業の円滑な立上げに協力しています。

エジプト国では堅調な経済成長に伴い国内ディーゼル需要が急増し、国外からの石油製品輸入が年々増加傾向にあります。三井物産は本事業を通じ、同国の燃料の自立供給体制の確立、大気中に放出されている硫黄分回収による大気環境の改善、及び数千人規模の新規雇用創出に貢献していきます。

三井物産は、エネルギー・基礎産業プロジェクトを重点事業領域と位置付けており、本事業への参画を足掛かりに、今後エジプト国及び中東地域で計画される基幹インフラプロジェクトにも積極的に取組み、同地域の産業発展への寄与を目指します。

ERC概要

会社名 Egyptian Refining Company(Takrir)S.A.E.
所在地 エジプト国カイロ市
設立 2007年7月4日
事業内容 カイロ製油所より生産される残渣重油を原料とした重油精製請負事業
事業期間 運転開始後25年間
株主 Arab Refining Company(ARC)*1:82%
Egyptian General Petroleum Corporation(EGPC)*2:15%
その他 :3%

*1 エジプト国シタデル・キャピタル(Citadel Capital、中東・北アフリカ地域インフラ事業向け民間出資会社)傘下の投資目的会社。
*2 エジプト国石油省100%保有の国営石油公社。同国の石油資源開発から製品販売まで国内石油産業を主管。

スキーム図

スキーム図

ご注意:
本発表資料には、将来に関する記述が含まれています。こうした記述はリスクや不確実性を内包するものであり、経営環境の変化などにより実際とは異なる可能性があることにご留意ください。また、本発表資料は、日本国内外を問わず一切の投資勧誘またはそれに類する行為を目的として作成されたものではありません。

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