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中国で水事業に参入、ハイフラックス社と合弁契約を締結

2010年8月2日


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三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:飯島彰己、以下「三井物産」)と大手水事業会社のハイフラックス社(Hyflux Ltd.、本社:シンガポール、社長:オリビア・ラム、以下「ハイフラックス社」)は、中国での大規模な水事業の展開を目的に、8月2日に合弁契約書に調印しました。既に共同事業会社ギャラクシーニュースプリング社(Galaxy NewSpring Pte. Ltd.、本社:シンガポール、以下「ギャラクシー社」)を折半出資で設立済みで、中国でハイフラックス社が直接保有する4つの水事業資産(以下「4事業資産群」、並びにハイフラックス・ウォーター・トラスト(以下「HWT」)が保有する18の水事業資産(以下「18事業資産群」)を買収する予定です。

4事業資産群の買収は、2010年9月末、ないしは10月までに、ギャラクシー社が4事業資産群の持株会社の株式を買い取る形で完了の見込みです。
HWTはハイフラックス社が設立したシンガポール証券取引所に上場するビジネストラスト (企業と信託の両方の要素を持つ事業体)で、一部持株会社を介し18事業資産群の全株式を保有しています。本日(8月2日)付でギャラクシー社は、この18事業資産群の全株式取得を目指し、HWTが発行する持分の非上場化を前提とした買取 (以下「本買取」)を公告しました。なお、ハイフラックス社は全額出資子会社を通じ、現時点でHWTの持分を31.79%保有しています。
ギャラクシー社による、4事業資産群と、18事業資産群の全株式を保有するHWTの全持分の買収価額は、合計で約200億円となる予定です。

ギャラクシー社が買収を計画している4事業資産群と18事業資産群は、大都市圏に次ぐ成長地域で産業化・都市化が著しい江蘇省や河北省をはじめとする8省に所在します。上水供給プラント9箇所、下水処理プラント11箇所、リサイクル水プラント2箇所で構成され、買収完了時の水処理容量は合計74.5万m3/日(拡張後82.5万m3/日)です。
ハイフラックス社の高い技術開発力、豊富な水事業の運用管理実績に、三井物産の顧客ネットワーク、グローバルなインフラ事業実績、及びビジネス開発・運営能力をあわせ、ギャラクシー社は、今後も成長著しい中国の水インフラ需要を取り込み、地方自治体や工業団地等の新規顧客向けに更に水事業を拡大していく計画です。

事業パートナーのハイフラックス社は、上下水処理や海水淡水化の分野で急成長を遂げたシンガポール企業で、アルジェリアで建設中の世界最大の海水淡水化プラントをはじめとして、中国、東南アジア、インド、中東、北アフリカで水事業の受注を拡大しています。

三井物産は、1995年に英テムズ・ウォーター社とトルコのイズミット市上水供給事業へ参画、2006年にタイの民間水事業者最大手であるタイタップウォーターサプライ社へ出資参画し、2008年にはメキシコのアトラテック社買収による水処理の設計、建設、運営・管理機能の獲得と同国における3件の下水処理民活事業を受注しています。こうした実績に続き、当社は本件により水事業の大幅な拡大を成し遂げることになり、引き続き主体的な水事業開発者として世界の水問題の解決に貢献してまいります。

ご注意:
本発表資料には、将来に関する記述が含まれています。こうした記述はリスクや不確実性を内包するものであり、経営環境の変化などにより実際とは異なる可能性があることにご留意ください。また、本発表資料は、日本国内外を問わず一切の投資勧誘またはそれに類する行為を目的として作成されたものではありません。

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