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ロイズアジア再保険事業への本格参入

シンガポール政府系投資会社・テマセクと協業

2009年12月25日


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三井物産株式会社(本社:東京都千代田区、社長:飯島彰己)は、シンガポールにおいて英・ロイズシンジケートの再保険事業を展開する持株会社エーシーエーエル・ホールディングス(ACAL Holdings Pte Ltd.、以下ACAL)の第三者割当増資を引受けました。ACALは約S$130百万(約83億円)の資本金規模となり、当社は筆頭株主となります。

ACALはシンガポールの政府系投資会社(ソブリン・ウェルス・ファンド)であるテマセク・ホールディングスを筆頭株主とし2004年11月にシンガポールに設立された持株会社で、100%傘下の英・エーシーエーエル・アンダーライティング(ACAL Underwriting Ltd.)を通じて英・ロイズシンジケート*(シンジケート1965)を運営しています。シンジケート1965は、アジア資本が中心となって運営されるユニークな事業として注目を集めています。

アジア再保険市場は市場の伸びに伴い成長が予測される一方、2008年秋の金融危機に起因し市場の多くを占める欧米系の大手再保険会社が保険引受(キャパシティ)を絞り込む傾向にあります。アジアリスクに比重を置いた新たなキャパシティ創出への需要は高く、当社は市場参入の好機と判断しました。アジアでの本格的な再保険事業展開は、本邦の一般事業会社としては初の取組みとなります。

当社は2007年9月、日本及びアジア地域で保険・再保険分野の新規投資案件発掘と事業展開を図るため、保険・金融産業に特化した事業投資ファンド、トライデントファンドを運営する米国の投資ファンド運営会社ストーン・ポイント・キャピタルLLCと戦略提携契約を締結しました。同社との共同出資やトライデントファンドが手懸ける保険・再保険会社に継続的に出資参画を行う事によりノウハウや知見を蓄積し、独自の再保険会社の設立を目指してきました。今般のACALへの出資参画を契機に、ACALは今後、当社が蓄積してきた保険事業ノウハウと日本・アジアにおける総合商社としてのビジネス基盤、並びにテマセク・ホールディングスを含む他株主が有するノウハウと既存事業を融合させた事業展開を行っていきます。今後、ACALは中長期的に規模の拡大を図り、安定的なキャパシティを供給するアジア再保険市場でのリーディング・カンパニーを目指します。

*シンジケート:ロイズにおける保険引受の受け皿単位の呼称。

ご注意:
本発表資料には、将来に関する記述が含まれています。こうした記述はリスクや不確実性を内包するものであり、経営環境の変化などにより実際とは異なる可能性があることにご留意ください。また、本発表資料は、日本国内外を問わず一切の投資勧誘またはそれに類する行為を目的として作成されたものではありません。

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