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メキシコのハリスコ州水道局と下水処理事業契約締結

2008年12月11日


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三井物産株式会社(本社:東京都千代田区大手町、社長:槍田松瑩)は、当社連結子会社で水処理エンジニアリング事業会社のアトラテック社(*1)及び米国三井物産が全額出資する投資子会社(*2)を通じ、2008年12月10日付でメキシコ・グアダラハラ市における20年間の下水処理サービスに関わる事業契約に調印しました。本事業ではアトラテック社と投資子会社が事業会社を設立・運営し、アトラテック社が下水処理プラントの設計・建設・操業・保守を請け負います。
本プロジェクトは、三井物産グループが開発から事業運営まで一貫した水事業サービスを提供するもので、本年7月にアトラテック社買収後の第一号受注案件となります。

グアダラハラ市は周辺地域を含めると人口360万人を超えるメキシコ第二の大都市圏を形成していますが、未処理下水による環境汚染が深刻化しており、下水処理場建設による事態改善が急務となっています。本件は、日量約19万トンの処理能力を持つ下水処理設備をグアダラハラ市内に建設し、ハリスコ州水道局に対して20年間の下水処理サービスを提供するもので、契約終了後、同資産を水道局に譲渡するBOT型プロジェクトです。

三井物産はアトラテック社を通じて、ケレタロ州の下水処理事業やメキシコ石油公社のPEMEX向け廃水処理事業などに参画しております。メキシコでは、下水処理施設の整備が急務である地域が多数あり、引き続きアトラテック社と共に同国の地域社会や環境保全に寄与する水事業の推進を図ってまいります。さらに、当社ではアジアや中東といった水問題を抱える他の地域における民活上下水事業や造水事業にも積極的に取り組んでいく方針です。

(*1) アトラテック社 : Atlatec S.A. de C.V. (本社:メキシコ国ヌエボ・レオン州) 本年7月に東洋エンジニアリング株式会社(本社:千葉県習志野市、社長:山田豊)と共同で買収した在メキシコの水処理エンジニアリング事業会社。買収後、アーステック・メキシカンホールディング社より社名変更。当社出資は85%。(2008年7月30日付リリースご参照下さい。)
(*2) エスエーティー社 : Servicios de Agua Trident, S.A. de C.V. (本社:メキシコ国ヌエボ・レオン州)

グアダラハラ市/下水処理BOT事業概要

案件名 エル・アオガード下水処理BOT事業
所在地 メキシコ国ハリスコ州グアダラハラ市
事業概要 ハリスコ州水道局向け
下水処理設備の建設・保有・運営(20年間のBOT)
建設期間:30カ月、操業期間:210カ月
総所要資金 約70億円
(事業会社出資金、及びメキシコ/国家インフラ基金からの助成金、メキシコ市中銀行からのノンリコース融資を予定)
事業会社 AGUAS TRATADAS DE GUADALAJARA, S.A. DE C.V.
(出資比率:エスエーティー社66%、アトラテック社34%)
プラント設計・建設 アトラテック社
操業・保守契約 アトラテック社

契約スキーム図

契約スキーム図

ご注意:
本発表資料には、将来に関する記述が含まれています。こうした記述はリスクや不確実性を内包するものであり、経営環境の変化などにより実際とは異なる可能性があることにご留意ください。また、本発表資料は、日本国内外を問わず一切の投資勧誘またはそれに類する行為を目的として作成されたものではありません。

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