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米国におけるオイルシェール事業化調査への参画

2008年6月10日


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三井物産株式会社(本社:東京都千代田区大手町、社長:槍田松瑩)は、米国オイルシェールエクスプロレーション社(以下「OSEC社」)並びにブラジル国営石油会社ペトロブラス社と、米国ユタ州におけるオイルシェール開発プロジェクトの事業化調査を共同実施することに合意し、三社間で関連契約を締結しました。この契約により、三井物産は、事業化調査終了後に一定条件の下、OSEC社からプロジェクトの事業権益を10~20%程度取得する権利を得ました。

オイルシェールとは、石油になる前段階の炭化水素分を多く含む堆積岩で、地中からの採掘後、熱分解(乾留)することによって石油が得られる資源です。世界中に約2兆バレルという膨大な原始埋蔵量があると推定されており、世界のエネルギー安定供給への寄与が期待される非在来型石油資源です。現在はブラジル・中国等での小規模生産に留まっており、世界のオイルシェール埋蔵量の約7割が賦存している米国でも未だ商業生産に着手したプロジェクトはありませんが、昨今の油価高騰並びにエネルギー安全保障の重要性の高まりを背景にオイルシェール開発の動きが活発化しています。

今回の事業化調査は、2007年にOSEC社が米国政府からリース権を取得したユタ州鉱区(ホワイトリバーマイン鉱区)を中心に実施します。調査にあたり、当社はプロジェクトの運営・推進に関わるアドバイスを行い、ペトロブラス社がブラジルで30年以上の実績を有する独自のオイルシェール生産技術・ノウハウを活用します。同鉱区は合計30~40億バレルの原始埋蔵量が見込まれ、2013年頃から段階的に生産を開始し、日量50,000バレル規模の商業生産を目指します。

当社はオイルシェールを始め、世界のエネルギー安定供給に寄与する有望なエネルギー資源の開発を今後も推進する方針です。

対象鉱区位置

対象鉱区位置

OSEC社概要

1. 名称 Oil Shale Exploration Company (Delaware法人)
2. 設立 2007年11月 (非上場)
3. 代表者 Mr. Daniel G. Elcan, President and Chief Executive Officer
4. 従業員数 約20人(含むコンサルタント)
5. 事業内容 米国ユタ州に有するオイルシェール鉱区の調査/開発/生産/販売事業
6. 保有鉱区 米国ユタ州東部の政府からリース権付与をされたオイルシェール鉱区及び隣接する鉱区(私有地)の購入権を保有

ご注意:
本発表資料には、将来に関する記述が含まれています。こうした記述はリスクや不確実性を内包するものであり、経営環境の変化などにより実際とは異なる可能性があることにご留意ください。また、本発表資料は、日本国内外を問わず一切の投資勧誘またはそれに類する行為を目的として作成されたものではありません。

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