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カナダで菜種製油事業に参入

2007年12月7日


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三井物産株式会社(本社:東京都千代田区大手町、社長:槍田松瑩)は、世界的な穀物メジャーとして知られるルイ・ドレイファス・コモディティーズ社(Louis Dreyfus Commodities、本社:スイス ジュネーブ、以下「ドレイファス社」)と共同で、カナダで菜種製油事業を立ち上げることに合意し、新たにドレイファス社60%:当社40%の出資比率の事業運営会社を設立しました。工場建設費を含む総事業費は、資本金と借入金込みで総額120百万米ドル(約130億円)以上を予定しており、このうち三井物産の出資額は、30億円強となります。本事業は、当社にとり世界的に農産物の生産・販売・加工事業を展開しているドレイファス社との初の本格的取組みとなります。

新事業運営会社は、カナダの菜種生産ベルトの中心にあるサスカチュワン州ヨークトン市に既に工場建設用地を押さえています。また、カナダ連邦州政府当局から建設許認可を取得済みであり、2008年春より本格的に工場建設を着工し、2009年前半の操業開始を予定しています。完成後は、年間85万トン(一日約2,500トン) の原料菜種を搾油する北米で最大級の工場となり、年間約35万トンの菜種油と約50万トンの飼料用菜種ミールを北米市場中心に販売していく計画です。

世界的な人口増加に伴う食用油の需要増加とバイオエネルギー関連需要の増大により、パーム油・大豆油・菜種油の3大植物油のグローバルな需要は今後増加の一途をたどる見通しです。こうした流れの中で、特に米国では、バイオエタノールの原料であるコーンの生産が優先され、大豆生産が頭打ちとなり、大豆油の供給不足となることが懸念されます。加えて、最近の健康志向の高まりの中で、トランス酸含有量の多い大豆硬化油に代替する食用油のニーズが非常に強くなってきています。菜種油はこれらの需要を充足する筆頭候補として位置づけられ、カナダは増大する菜種油需要に対応出来る唯一の供給国であると認識されています。

本事業は、消費者からの需要に応えるという意義に加え、菜種業界やカナダ農民へ市場を提供するという大きな役割も担います。三井物産は、カナダでの菜種製油事業を第一歩と位置付け、国際的に多角的な食料事業展開を手掛けるルイ・ドレイファス・グループとの更なるパートナーシップの展開を視野に入れ、増大するグローバルな食料需要に対して幅広く貢献することを目指します。

ルイ・ドレイファス・グループ概要

企業名 Louis Dreyfus Group
所在地 スイス・ジュネーブ
設立時期 1851年、非上場会社
直近の業績 売上高200億米ドル以上(約2.2兆円以上)
従業員 12,000名以上
中核事業内容 穀物・油糧種子・綿花・オレンジ果汁・コーヒー・米・砂糖、アルコール、用船契約等のコモディティー・ビジネスを中核事業

ご注意:
本発表資料には、将来に関する記述が含まれています。こうした記述はリスクや不確実性を内包するものであり、経営環境の変化などにより実際とは異なる可能性があることにご留意ください。また、本発表資料は、日本国内外を問わず一切の投資勧誘またはそれに類する行為を目的として作成されたものではありません。

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