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中国鶏卵生産販売事業への参画

2007年11月30日


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当社は、ISE AMERICA INC.(本社:米国メリーランド州、以下「イセアメリカ」)と中国にて鶏卵の生産販売事業を行う合弁会社「伊勢(香港)有限公司」(仮称)を設立することに合意しました。同社の資本金は3,860万米ドルで、出資比率はイセアメリカが55%、三井物産が45%となります。

中国の鶏卵生産量は約2,500万トンと世界の約半数を占め、圧倒的な世界一の生産量を誇りますが、依然として小規模農家を主体とする生産体制です。一方、需要は近年急増傾向にあると共に、消費者の食に対する安心・安全の意識が年々高まっており、需要ニーズへの対応が十分整っていない状況です。そうした中、新会社は、質・量共に一層の成長が見込まれる中国の国内市場を販売ターゲットと位置付け、イセアメリカの優れた養鶏技術や生産管理能力と、当社のグローバルスタンダードな経営手法を導入し、安心・安全で高品質な鶏卵製品を中国の消費者に安定的に供給し、中国の食生活・食文化に貢献して行くことを狙っています。

イセアメリカは日本鶏卵最大手のイセグループの子会社です。1980年に設立し、現在は全米有数の鶏卵事業者として、ニューヨークなど東海岸を中心に安心・安全で高品質な鶏卵を供給してきた実績を有します。更に、イセアメリカは1998年に中国へ進出し、広東省や山東省など既に6ヶ所で事業展開しており、中国随一の近代化された養鶏事業展開を行なうパートナーとして最適であると判断しました。

新会社は、イセアメリカの所有する既存農場に加え、北京及び河北省で飼養羽数200万羽規模の農場を新設し、北京・天津を主要マーケットとして2008年後半より本格的に鶏卵製品の販売を開始する計画です。新農場建設後の鶏卵生産能力は約5万トン(既存との合計飼養羽数280万羽ベース)ですが、今後も市場ニーズに応じて事業拡大を図り、飼養羽数1,000万羽まで増羽し、中国最大手の一角を目指します。

中国をはじめとする新興国で食料需要が急増する一方、バイオ燃料向け需要の増加により食料供給が圧迫されている中、日本や世界の食の需要に応え、安心・安全な食料の安定供給に貢献すべく、今後も「食料資源確保型」「海外成長市場対応型」の事業投資を積極的に検討していきます。

出資概要

出資概要

会社概要

1.伊勢(香港)有限公司(仮称)

設立 2007年12月(予定)
本社所在地 中華人民共和国 香港特別行政区
資本金 3,860万米ドル
出資比率 三井物産45%、イセアメリカ55%
事業内容 三井物産とイセアメリカの出資による持株会社。
傘下の子会社が中国国内で採卵鶏雛、鶏卵及び加工卵の生産と販売を行う。

2.イセグループ

設立 1912年 富山県で創業。2代目の伊勢彦信氏(現会長)により関東進出し規模拡大。
事業内容 グループ内に鶏卵生産の他、鶏卵加工品生産、不動産事業、環境事業などを行う。
関連会社を国内外に約25社所有。グループ全体の国内売上高は約500億円。
鶏卵生産は、現在茨城県、宮城県、三重県、岡山県に主要農場を持ち、採卵鶏約8百万羽の規模(日本全体の7%)、近々10百万羽規模となる見込み。

3.イセアメリカ(ISE AMERICA INC.)

設立 1980年
本社所在地 米国 MARYLAND州
事業内容 鶏卵及び鶏卵関連製品の生産及び販売
飼養羽数 約10百万羽、全米6位の規模。
マーケットは主にニューヨークを中心とする東海岸。
イセブランドは生でも食べられる唯一のブランドとして消費者の評価が高い。

ご注意:
本発表資料には、将来に関する記述が含まれています。こうした記述はリスクや不確実性を内包するものであり、経営環境の変化などにより実際とは異なる可能性があることにご留意ください。また、本発表資料は、日本国内外を問わず一切の投資勧誘またはそれに類する行為を目的として作成されたものではありません。

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