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米国・バイオエタノール製造用 省エネ脱水装置受注内示のこと

2007年7月12日


三井物産株式会社
三井物産プラントシステム株式会社


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三井物産株式会社(以下、「三井物産」)の100%出資子会社である三井物産プラントシステム株式会社(以下、「MPS」)は、バイオエタノール製造用 省エネ脱水装置事業で、米国・Sterling Ethanol (スターリング エタノール),LLC社から下記の通り受注内示を得ましたのでお知らせします。要素技術であるゼオライト膜並びにゼオライト膜脱水装置は、2001年7月に、三井物産が100%出資子会社の株式会社物産ナノテク研究所(以下、「XNRI」)を設立し、開発・商品化を進めて来たもので、三井物産からライセンス供与を受けた三井造船株式会社(以下、「三井造船」)が製造を行います。

客先名 STERLING ETHANOL(スターリング エタノール), LLC社
所在地 Sterling, CO U.S.A.
工場規模 22Millionガロン(=83Million Litter =70,000MT)/ 年 x 3基
工場所在地Sterling, CO、Yuma, CO、Bridgeport, NE
今後の予定 2007年中の工場建設、2008年初頭からの稼動を予定
受注総額 約5億円

膜による分離プロセスは、様々な種類の有機溶剤、状態(液体、蒸気、ガス等)、純度に対応可能で、装置の稼動・停止が素早く行え、操作性が優れる等の特長があります。特に、ゼオライト膜は、従来の高分子膜と比較して、脱水能力や分離能力が高く、耐熱性、耐薬品性にも優れており、これまで、主にHDD・半導体洗浄用IPA(イソプロピルアルコール)等溶剤の脱水再生分野に使用されてきました。最近では新たにバイオアルコールの生産用として注目されており、バイオエタノール用途としては、2003年にインドに1号商業機を納入後、国内外で実績があります。

バイオエタノール等の含水アルコールから水分を分離する方法としては、従来、蒸留法が多く使われて来ましたが、ゼオライト膜による水分分離法は、0.4ナノメートル径の穴を有する親水性ゼオライト膜を利用し、85~95%程度の含水アルコールから水分(水分子径0.3ナノメートル以下)のみを選択的吸着・透過分離させることでアルコールを濃縮し、99.5%以上の無水アルコールを連続製造可能にするもので、蒸発操作が少なくてすむことから、製造工程での投下エネルギーを抑え、関連CO2排出量削減に繋がる、省エネで環境にやさしい技術と言えます。

三井物産、MPSは、今後も三井造船と連携して、北米、欧州、日本国内、その他市場でのバイオエタノール製造工程全分野で、当該要素技術を核とした地球環境に優しい省エネ製造設備・プロセスの提供に尽力し、将来的には年間数十億円以上の受注を目指します。

ご注意:
本発表資料には、将来に関する記述が含まれています。こうした記述はリスクや不確実性を内包するものであり、経営環境の変化などにより実際とは異なる可能性があることにご留意ください。また、本発表資料は、日本国内外を問わず一切の投資勧誘またはそれに類する行為を目的として作成されたものではありません。

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