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エクセノヤマミズ、ユニアジア・ファイナンス・コーポレーションと共に本邦初の船舶ファンドを開始

2007年4月18日


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三井物産は、エクセノヤマミズ、ユニアジア・ファイナンス・コーポレーションと共に、ノンアセット型経営へのシフトが進む海運業界から、本邦初となる船舶ファンド「The Akebono Shipping Fund」を立ち上げます。

本事業は、常に新たな商流を創造し、物流事業においても物流と金融の融合による最先端の物流ソリューションを提供し続ける三井物産、アジア海運マーケットにおいて主導的な地位を占めるエクセノヤマミズ、及び船舶ファイナンスアレンジメントの第一人者であるユニアジア・ファイナンス・コーポレーションの三社が、夫々の持つノウハウのシナジーを最大限発揮し、高い専門性を活用した船舶証券化事業を展開するものです。

昨年末にシンガポールで船舶共同投資の振興策 1 (マリタイム・ファイナンス・インセンティブ、(あるいは、「船舶投資ファンドの運用にかかわる税の優遇策」))が打ち出されたが、三社はこの制度を利用してシンガポールにプライベートファンドを設立し、ユニアジア・キャピタル(シンガポール)リミテッド社を資産運用会社として、ファンド運営行って参ります。資金は国内外の機関投資家、海運関係者から約50億円の出資金を、またリミテッドリコースのローンを約300億円調達して、今後三年以内に約350億円の船舶に投資をする予定です。

尚、国内の投資家として、長期資金供給による海運業の支援を行っている日本政策投資銀行も本件ファンドに参画しています。同行は金融資本市場の活性化を支援する観点から本件に参画したものですが、海運業界での長年の経験を活かしつつ、このような船舶ファイナンスの多様化、活性化を支援することとしています。

投資対象とする船舶は、新造船、中古船の双方を対象とし、三社の海運マーケットにおける知見を活用して投資対象船型を選別して参ります。投資船舶の運用につきましては国内外のオペレーターへの用船を予定しておりますが、用船の期間につきましては船型の特徴を踏まえて運用基準を設定しております。また、ファンドの運用期間は10年間を予定しております。

現在、海運業界では船腹需要の堅調な伸びや船舶の大型化による投資金額が拡大する中で、経営の安定性を重視し、運航船舶のオフバランス調達が進んでおります。三社が取り組む船舶証券化事業は海運マーケットに新しい資産流動化の受け皿を提供するものであり、船隊調達時のファイナンスオプション、オフバランスによるリスクコントロールの手段を提供できる点で取り組む意義は高いと認識しています。

また、船舶を投資対象とするファンドは、新たな投資商品への期待、固有のマーケットを有する特定分野の資産への投資による投資対象の分散を望む投資家のニーズにも合致すると考えており、三井物産のグローバルな荷動きに関する情報力、これまで三社が築いてきた海運に関する知識・経験に基づき中長期的な物流動向を予測し、取得資産の目利きを行うと共に効率的な運用を促進、投資家の皆様への安定的な配当の実現を目指します。

今後は投資家資金を活用した船舶ファンドが船舶ファイナンスの一翼を担うことを目指して、グローバルな競争力を有する市場への上場も視野に入れ、1,000億円規模の大型ファンドの運営に取り組む予定です。

1 シンガポール政府が06年度予算で導入した船舶共同投資の振興策。船舶投資の運用会社の法人税率を20%から10%に引き下げる等、税の優遇が特徴。

「The Akebono Shipping Fund」概要

1) ファンド名 "Akebono Capital Limited"
(アケボノ・キャピタル)
2) 設立日 2007年4月17日
3) 投資資産規模 US$300M (予定)
4) ファンド規模 US$43M
5) 投資家 国内外の機関投資家、海運関係者
6) 投資対象船型 コンテナ船
バルクキャリア
プロダクトタンカー
7) 投資期間 調印より3年間
8) 運用期間 投資実行より10年間
9) 資産運用会社 ユニアジア・キャピタル(シンガポール)リミテッド
10) Monitoring Committee スポンサー(三井物産、エクセノヤマミズ、ユニアジア・
ファイナンス・コーポレーション及び大口投資家にて構成。
売買船等、投資の方針を策定

The Akebono Shipping Fund

スポンサー概要

三井物産株式会社

本店所在地 東京都千代田区大手町1-2-1
設立 1947年7月
資本金 295,798,926,000円
従業員 6,105名
主な事業内容 金属、機械・情報、化学品、エネルギー、生活産業、物流・金融の各分野において、グローバルに広がる拠点の情報力と総合力を活用し、商品の国内販売、輸出入、外国間貿易、さらには、資源開発や新分野での技術開発など各種事業を多角的に展開。

株式会社エクセノヤマミズ

本店所在地 東京都中央区日本橋本町4-4-2
設立 1947年4月
資本金 450,000,000円
従業員 60名
主な事業内容 船舶保有事業、船舶運航、代理店業務、傭船・売買船仲介事業、舶用特殊機械・環境汚染防止機材の開発販売、防錆工事施工管理、燃料油・潤滑油販売他、グループ内に造船所、船舶管理会社、アジア最大級の海運ブローカー会社を有し、海運界における幅広いネットワークと実績を基に、近年は船舶投資ファンド事業に進出する等、積極的な事業展開を行っている。

Uni-Asia Finance Corporation

本店所在地 香港
設立 1997年5月
資本金 US$28million
従業員 29名
主な事業内容
  1. 船舶及び航空機等運輸関連資産にかかわるストラクチャード・ファイナンスのアレンジ
  2. 船舶、不動産、不良債権等代替投資(alternative investment)プロダクツへの投資及び資産運用業務

ご注意:
本発表資料には、将来に関する記述が含まれています。こうした記述はリスクや不確実性を内包するものであり、経営環境の変化などにより実際とは異なる可能性があることにご留意ください。また、本発表資料は、日本国内外を問わず一切の投資勧誘またはそれに類する行為を目的として作成されたものではありません。

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