森のしごと「林業」ってなんだろう?
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社会 林業について 林業って何だろう?

林業とは?

人の手で森を作るお仕事だよ

林業とは、木を育て、森を作り、育った木を切って売る産業さんぎょうです。
切った木は丸太だけでなく、細かくくだいたチップなどに形をえて売ることもあります。木を切った後には苗木なえぎを植えて、新しい木を育てます。

また森には、木材もくざいを生み出すだけではなく、木をまきや炭などにして燃料ねんりょうとなったり、地面に雨をたくわえてきれいな水を作り出したり、空気をきれいにしたり、木の根が土をつかんで災害さいがいふせいだりなど、世の中に役立つさまざまなはたらきがあります。森を守ることでこうしたはたらきを守っていくのも、林業の仕事です。

 森のめぐみ

  • 木材
  • エネルギー
  • きれいな水
  • 防災

林業ってどんな仕事?

木を育て、収穫しゅうかくしながら、森を守っていきます。

まずは、山に木の子どもである「苗木なえぎ」を植えます。その木を、50年~60年という期間、大切に世話をしながら育てます。木が大きくなったら切って収穫しゅうかくし、そしてまた新しい苗木なえぎを植えます。このくりかえしが林業です。

また、安全確認かくにんも林業の大切な仕事です。木を切るときやはこぶときなどにけがをしないために、安全の訓練くんれんや安全パトロールなどを通して、みんなで気をつけています。

下ごしらえ 新植 下刈り 除伐 枝打ち 間伐 間伐 主伐 搬出・集材 玉切り・運搬
  • ①地ごしらえ:苗木を植えるために、じゃまになる枝や低木などを取り除くんだ。
  • ②新植:穴を掘って、苗木を一本一本大切に手で植えるよ。広いと何千本も植えるから、すごく大変なんだ!
  • ③下刈り:苗木の成長のじゃまをする雑草やツルなどを、草刈り機や草刈り鎌を使って取り除くんだ。夏にやるよ。
  • ④除伐:少し育った木の成長のじゃまをする、まわりの木やツルを取り除く作業だよ。でも三井物産の森では、役に立つ木は残すようにしてるんだ。
  • ⑤すそ枝払い:地面から、約1~1.5mの高さまでの低い枝を切る作業だよ。木が成長しやすくなるし、その後の林業の仕事もしやすくなるんだ。
  • ⑤枝打ち:節のない、きれいな木材をつくるために、地面から1.5メートル以上の枝を切るんだ。木の成長が止まる秋から冬にかけて行うよ。
  • ⑥間伐:植えた木が成長して、森の中が混雑してくると、日光が届きにくくなり、全部の木の成長が遅れてしまうんだ。だから、曲がったり、腐れなどのある木を間引いて、バランスを取ることが大事なんだよ。
  • ⑦主伐:成長した木を、木材にするために伐採するよ。大きな機械を使って、木を切って、枝を払って、皮をむくところまで、自動で的にすることもできるんだ。ムービーでを見てみよう!
  • ⑧搬出・集材:間伐や主伐で切った木を森から運び、置き場所に集める作業だよ。本州では斜面が多いから、架線という方法で宙吊りにするのが普通なんだ。
  • ⑨玉切り・運搬:間伐や主伐によって切った木を丸太にした後、トラックやトレーラーで製材工場などに運ぶんだ。こうして、家や家具が作られるんだね。
  • 写真にマウスをあててみよう!ここに説明が出るよ!
苗木はどこから来るの?

どうやって大きい木を切って運んでいるのだろう?

木を切ると想像そうぞうすると、チェーンソーを使って切りたおすイメージがあるけれど、最近さいきんでは高性能こうせいのう林業機械きかいといって安全せい生産せいさんせいの高い林業けんを使うことも多くなっているんだ。とはいえ、日本の森は傾斜けいしゃが急で、けわしいところが多いから、その地形に合わせて、それぞれの高性能こうせいのう林業機械きかいの持っている性能せいのうと、昔から用いられてきた林業機械きかいとうまく組み合わせて使ってるんだよ。
三井物産みついぶっさんの森で実際じっさい活躍かつやくしている林業機械きかいを見てみよう。

木を切って、えだはらい、玉切りして、切った木をむまでの作業を全てこなせるとても器用きよう機械きかいです。

森の中の道(森林作業道、林業専用せんよう道、林道)や土場に集めた木のえだはらい、玉切りを高速におこなう機械きかい危険きけん困難こんなんな林内でのえだはらい・玉切りを行う必要ひつようがなくなります。人がチェーンソーでえだはらいと玉切りをすると一本あたり20分程度ていどかかるのに、プロセッサはなんと2~3分でやってしまうんだ!日本の森で一番活躍かつやくしている人気者だよ。

森には機械が通る専用の道があるよ

ハーベスタやプロセッサ、チェーンソーなどが切りそろえた丸太を、荷台にみ、土場(※)まで運び出す仕事をします。
※土場…山から集めてきた木をんでおく場所

なぜ間伐が大事なの?

苗木なえぎは、となりの木々と競争きょうそうしながらたてと横に大きく育っていきます。そして、となりあっている木々のえだや葉が重なりあうようになると、日光がさえぎられてしまいます。そのような時、植えた木の中からとく成長せいちょうおそい木や、まがった木、れた木、病気の木などをえらんで間引く作業を行います。この作業を「間伐かんばつ」といいます。「間伐かんばつ」をすると、木と木の間に空間ができるので、日光がよくあたるようになり、木がより太く成長せいちょうすることができるようになります。「間伐かんばつ」は1回だけでなく、木の成長せいちょうのようすを見ながら5年~10年ごとにくりかえし行い、最終さいしゅうてきには植えた本数の2わりほどがのこり、収穫しゅうかくの時期をむかえます。
また「間伐かんばつ」を行うことによって、森林の健康けんこうたもつことができます。地面に日光がとどくと、下草や中低木ていぼくが育つようになり、木の成長せいちょうとともに根も成長せいちょうして、木の根がしっかりと土をつかんで土砂崩どしゃくずれが起こりにくくなったり、木やほかの植物の光合成こうごうせいも活発に行われます。また、草花を食べる動物やこん虫などがすみ、その動物やこん虫を食べる生きものもすみやすくなることにより、生態系せいたいけいを守ることにつながります。
このように、人の手によって植えた木を、人の手できちんと管理かんりしていくことで、環境かんきょうが守られていくのです。

苗木はどこからくるんだろう

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